★人付き合いをするときには「だれでも善人」という先入観を持つ

 「私が出会う人は、みんな嫌なヤツばかり」という先入観や偏見を持っている人は、嫌な人にしか出会う事ができません。なぜなら、相手を悪く見る“色眼鏡”をもってしまっているからです。

「人はみな、計算高くて、抜け目ない人ばかり」「世の中は、悪魔の様な人間しかいない」と思ってしまったら、絶対に相手と仲良くなる事なんかできません。こちらが悪い先入観を持っていると、それがどうしても表情に出てしまって、悪意のある態度しかとれなくなってしまいます。その為、相手のほうも気分を害し、あなたに好意的なふるまいを見せなくなります。
 人付き合い(恋愛や婚活)をするにあたっては、むしろ、「みんないい人ばかり」という思い込みを持つ事が必要です。

 「みんないい人」という“色眼鏡”をかければ、相手のよいところが目につくようになるし、自分も気持のよい、本物の笑顔を見せる事が出来ます。そういう態度でのぞめば、相手だって悪い気はしませんから、あなたに好意的に接してくれるでしょう。
 「最近の若者は、使えないヤツばかりだ」と思っていたら、相手が若者だというだけで、悪意のある接し方になってしまいます。そのため、若者も不愉快になって、ふて腐れた態度をとってしまうでしょう。当人は、その姿を見て、「それ見たことか!」と思うわけですが、もともと自分の悪意のある態度が原因であることには気づきません。恋愛も一緒で初対面の相手を外見の印象のみで判断してしまい、そっけない態度や失礼な素振りをしてしまうと折角の出会いを逃す事になってしまいます。

 ミシガン大学のサンドラ・マレーは、「相手のいいところ探し」をしてあげると、人付き合いを円満にすると指摘しているが、こういう態度が大切です。人間関係がうまくこなせない人は、「相手の嫌なところ探し」ばかりする傾向にある為、上手くいきません。

 マレーによると、人間関係には“予言的な”ところがあり、出会う人がみな悪い人だと思っていると、予言通りに悪い人としか出会えず、逆に、いい人ばかりと出会えると思っていれば、やはり予言通りに、いい人にばかり出会えるそうです。
 
 私の好きなタレントのマツコ・デラックスさんは、どんな人にもいいところ探しをしようという態度を持っています。それは、つぎのようなコメントからもうかがい知ることが出来ます。これは決して偽善ではなく、この世に生きている意味のない人間なんていないと思っている (うさぎとマツコの住復書簡 全身ジレンマ)p157

 おかしな先入観や偏見を持つのは勿体ないです。どうせ先入観をもつのであれば、ポジティブな方向での先入観を持ちましょう。性悪説ではなく性善説でのぞむのが、人付き合いの大切なポイントだと思います。

★「ありがとう」を口ぐせにすると、自然と恋愛(婚活)や仕事が上手くいく!

 恋愛も仕事も上手くいっている人は、自分によくしてくれる人だけではなく、同じ会社の人間や恋人がよくしてもらったときにも、「ありがとう」とお礼を言っています。
 そこまでする人は中々いないのではないでしょうか。「この前、よくしてくれてありがとう御座います」と自分のことでお礼を言う人は多いと思います。しかし、血の繋がっている家族ではない人についてまで、お礼を言うことが出来る人はめったにいません。
 自分以外の人のことも、それが自分にはあまり関係ない人でも、「ありがとう」を口ぐせにするのは、とても素晴らしいことです。「ありがとう」と言われて、うれしくない人はいません。

 男性は女性に比べると、人付き合いの能力が低いことが心理学のデータから明らかにされていますが、その理由は、男性はあまり「ありがとう」という言葉を使わないからだそうです。
 米国フェルズ・リサーチ研究所のヴァージニア・クランダール氏が、幅広い年齢層の1000名を超える男女で行った調査でも、「ありがとう」という言葉を忘れないようにするのは、どの年齢であっても女性の方が一貫して高かったそうです。
 裏を返せば「ありがとう」を頻繁に使う男性は非常に魅力的に映りますので、必ず恋愛(婚活)も仕事も上手くいくでしょう。それこそ、自分には関係がないのことでも、「我関せず」の態度をとるのではなく、積極的にどんどんお礼を言うクセをつけましょう!

どこでも「ありがとう」と言っておけば、それを聞いた人は、皆さんが人間として立派な人だということを、色々な場所で吹聴してくれるかもしれません。それが噂になって皆さんの印象はさらに良くなり運命の結婚相手や仕事のキーマンを紹介されるかもしれません。

 

最後に現実には、そこまで上手くいかないこともあるかもしれませんが、ともかく「ありがとう」という言葉を使っておくのは絶対に悪いことではありません。1日に100回も「ありがとう」といっている人は、絶対に敵など作らないし、だれもが好意的に接してくれます。