★洋服にお金をかけても恋愛や婚活はうまくいかない!
私の結婚相談所の会員様の中には、婚活で理想の相手を見つける為に、いままで購入したこともない様な高額な洋服を購入しようとされるかたがいますが、私はいつも「止めたほうがいいです」とアドバイスさせて頂いてます。
理由は、シンプルです。高い洋服=オシャレではないからです。そもそも異性の相手が求めているオシャレの定義とはなんなのか。それは初対面の相手に好印象を持たれることです。男性であれば「清潔感がある」「雰囲気がある」「優しそうで仕事もできそう」。女性であれば「清楚で美しい」「華がある」「一緒にいると落ち着く」等でしょうか。
すなわた、洋服の値段やブランドは相手にとってはどうでも良いのです。ハイブランドに頼れば、それなりにオシャレに見えて、気に入った異性の相手にも好印象を持ってもらえると言う、認識は間違いです。重要なのは自分に似合った洋服のサイズ感や色味をしっかり理解しているかどうかです。
多くの方(特に女性)が陥りやすい間違えが、ファッション雑誌や日本の芸能人や海外セレブのコーディネートを参考にするパターンです。当然ですが、雑誌も芸能人もあなたに向けて情報を発信している訳ではありません。雑誌に関しては、ただ一方的にトレンドにしたいアイテムを載せているだけです、芸能人や海外セレブが奇抜なコーディネートがサマになるのは、一般人とは全く違う生活を送っているので、雰囲気やオーラがあるので奇抜なコーディネートや大胆なデザインの洋服にも本人が負けないからです。
では、具体的にどの様に自分に似合ったコーディネートを探すかというと、一日中街中で自分の体格や雰囲気が似ているオシャレな人を探して下さい。最初はその人達のファッションをマルパクリすることをお勧めします。どうしても時間が無い方はインスタグラムの中から素人で自分に似た年齢、身長、雰囲気のオシャレな方を最低でも5名は見つけてフォローワーになって下さい。その人たちが日々アップするコーディネートを参考にすることをお勧めします。
また、どうしても本を参考にしたい方は雑誌ではなく有名なスタイリストの方々が出している本を参考に、オシャレにみえるテクニックを勉強する事をお勧めします。オシャレに見える法則やルールが身に付くので、応用力が付き新しいアイテムを買ってもコーディネートに困らなくなると思います。
ここまでは洋服のコーディネートについてお伝えしましたが、オシャレに見せるポイントで洋服と同じ位重要なのは、髪形と姿勢です。どちらもすぐに改善出来ますが、ここで問題なのは洋服と同じで自分に似合う髪形をどの様にして見つけて決めるかです。
まず、25歳以上の男女に言える事はおでこを出す事です。たまに可愛らしい髪形を好んで30代になっても前髪を作る人達がいますが、異性からのウケは驚くほど悪いです。顔の輪郭によって髪の毛の長さやボリュームはプロの美容師さんに相談して下さい。(男性のツーブロック、ウルフカットも外人は似合いますが、童顔で凹凸のない日本人には似合わないのでお勧めしません)
しつこく言いますが、おでこを出して下さい。おでこを出すことは、好印象を持たれる髪形の必須です。髪の色も明るすぎると、安っぽい印象を与えてしまいますので気を付けて下さい。
最後に、モデル業をやっている私がよくやるのは、自撮りです。自撮りは第三者の視点から自分を確認する事ができますので、とても効果的です。鏡では本当の自分の姿は確認できません。
「あれ、こんな変な髪形だった?」「パンツ、スカートの丈のバランス悪い」「姿勢がわるい、猫背になっている」等、自撮りは友人や家族が指摘してくれない事を、ストレートに伝えて気付かせてくれます。週に1,2回は自撮りをして自分の気になった点をその都度、修正していくと、一年後には驚く程の効果が得られます。自分に似合う、髪形、洋服を知り、姿勢を正せば高級な洋服や時計や靴を身に付けなくても十分異性の相手に好印象を与える事ができ、結果素敵なお相手を見つけ、幸せな結婚が出来ます。
★男のプライベートファッションの法則!!
先ほども、少し触れましだが有名スタイリストの方が出している本では、センスがなくてもオシャレにみせることが出来る、ルールや法則を教えてくれます。
例えば、男性に関して言えば プライベートカジュアルをオシャレに見せる着こなしの大原則は、「ドレス」と「カジュアル」のバランスをうまく取ることです。「ドレス」とは、ビジネスや冠婚葬祭で着るスーツのイメージ。
「カジュアル」とは、家でくつろぐ服装のことで、スウェットパンツやTシャツ、スニーカーなどを指します。
街着は「ドレス」と「カジュアル」の中間に位置するもので、カッチリし過ぎず、またそれでいてルーズに寄り過ぎず、「緊張感」と「余裕」を併せ持ったスタイルが、オシャレな「街着」です。
それで、日本人が着こなす上で大切なのは、「ドレス:カジュアル」のバランスを「7:3」で取ることです。
なぜかというと、先ほどの髪形の件でもご説明しましたが、日本人は外国人に比べると体型も顔つきも子供っぽいからです。
体型も未成熟に見える幼児体型の方が多いのです。
日本人は生まれつき「カジュアル」寄りの体型、顔つきを持っているため、「若干ドレス寄り」の服装が推奨されるわけです。その黄金比が「ドレス:カジュアル」を「7:3」にすることだとプロのスタイリストの方も本の中で説明しています。
ドレス寄りのアイテムの一例として、以下のようなアイテムがあります。
黒スキニーデニム
レザーシューズ
エスパドリーユ
テーラードジャケット
白シャツ
ちょい開きクルーネック
◎オシャレに見えるシルエットは「I」「A」「Y」
■「I」ラインシルエット
「I」ラインシルエットというのは、上下ともに細いシルエットのことです。
トップスもボトムスも細いアイテムを使ったコーディネートで、もっともドレス感の強いシルエットです。
■「A」ラインシルエット
トップスが細めで、ボトムスがゆるめのアイテムを使ったコーディネートです。
ゆったりとしたパンツに細身のTシャツを合わせるようなスタイルです。
■「Y」ラインシルエッ
ト
「Y」ラインシルエットは、トップスがゆるめ、ボトムスが細めのアイテムを使ったコーディネートです。
アルファベットの「Y」のように、上がゆるく、下が細い形になります。
「I」「A」「Y」を意識してコーディネートすることで、バランスのいいコーディネートになります。
最後に、カラーについて。
繰り返しになりますが、メンズファッションにおいて「ドレスとカジュアルの黄金率は7:3」と言われています。
四色以上を使ったチカチカする服を着ると、インパクトは大きく「カジュアル」に寄ってしまいます。
原則として、「モノトーン+一色」に抑え、「彩度の高い赤や青、緑は使ったとしても面積を抑える」のがバランスの良い服装と言えます。
これらの法則は男性向けですが、先ず自分が「I」「A」「Y」のどのスタイルが好きなのか、そして参考にしたい人を自分の好きなスタイルの中から見つけるとをお勧めします。